「キャッシュフロー」を買う [一般知識]
このブログでは、これまで主に「相場」で稼ぐ投資について書いてきました。ブックメーカー投資のように、相場以外のジャンルもありますが、基本的には相場を値動きで利益を出す方法です。
しかし、本来、投資はもっと幅広いものです。例えば、キャッシュフローを生み出す物を買っていく、という投資もあります。
その典型的なものは不動産投資ですね。賃貸物件のオーナーになると言えば、わかりやすいでしょう。でも、不動産投資はそれなりに大きな資金がないと始められません。
そこで、ちょっと注目なのがインターネット上のサイトの売買です。キャッシュフローを生み出しているサイトを買い取るというもので、ネット上の不動産投資のような感じです。
サイトの価格はものすごく幅があります。現在の集客力や売上実績などによって、ピンからキリまで様々です。安いものでは数万円のものから、高いものでは数千万円のものまであります。(もしかしたら、数億円のサイトもあるのかもしれませんが、私は知りません。)
この手の投資法は、キャッシュフローで買い取り価格をまかなった後は、キャッシュフローが続く限り不労所得が発生します。それが魅力ですね。
外貨投資の種類について [一般知識]
外貨投資と一言に言っても様々な種類があるのをご存知ですか。
円投資に比べても非常に種類があります。
まずは、外貨投資ではどの国の通貨を利用するのかということで大きく変わってきます。米ドル、ユーロ、豪ドルなど様々な通貨があります。
そして、外貨投資における通貨の運用商品は2種類に分類できます。
為替のみで収益を狙うもの、為替+投資商品で収益を狙うものの2つです。
為替のみで収益を狙うものはFX(外国為替証拠金取引)などが最近では身近になっており、普及しつつあります。
為替+投資商品で収益を狙うものには外国株や外国証券などがあります。
特にFXは一定の証拠金を担保にしてその何十倍もの外貨の取引を行うことができるため、非常に人気があるといえます。通貨の組み合わせも多様であり、円安、円高に関係なく取引が可能ということも魅力の一つです。
ただし、多くの金額を動かすことができるということから失敗したときの損失は非常に大きくなってしまいますので注意が必要です。
「短期売買」対「長期投資」 [一般知識]
短期売買と長期投資。どちらにもメリットとデメリットがあります。短期売買のメリットは長期投資のデメリット、長期投資のメリットは短期売買のデメリットになっています。
短期売買の側から見ると・・・
メリット:
■ 売買回数が多くなるので、大数の法則が機能する
■ 投資法の有効性が短期間で確かめられる
■ つまり、何回でもやり直せる(時間がある)
デメリット:
■ 薄利なので、手数料やスリッページなどの負担が重い
■ 売買に忙しい
短期売買は、資金管理をしっかりしておけば、何回もやり直せます。短期間で投資法の有効性がわかるので、早期に再スタートできるのです。
一方で、手数料・スリッページの負担は要注意です。これらを考慮しないと優秀な投資法でも、考慮した途端に使えない投資法になってしまうことはよくあります。自動売買システムのバックテスト結果を見る時には、手数料・スリッページが考慮されているかどうかを必ずチェックしましょう。
「順張り派」対「逆張り派」 [一般知識]
順張りと逆張りのどちらが良いのか?
いろいろな人が、いろいろな事を言っています。
もちろん、それぞれの人の立場もいろいろです。
順張り派の人は・・・
『相場の流れに逆らわずにトレードした方が稼ぎやすい』
と言います。
一方、逆張り派の人は・・・
『相場の7割以上はボックス相場だから、逆張りの方がチャンスが多い』
『逆張りの方が短期間で効率よく稼げる』
などと言います。
初心者は、どっちが良いのかサッパリわからないという事になります。
個人的な考えとしては、あくまで好みの問題で、どちらかが一方的に良いというものではないと思っています。
順張りは、そこに発生している値動きを素直に取りに行くわけなので、「狩猟」や「漁業」的な稼ぎ方です。
一方、逆張りは値動きを先読みし、予め種をまいておく方法なので、「農業」的な稼ぎ方です。
「狩猟」や「漁業」と、「農業」のどちらが良いかと言われても、それは好みの問題です。どちらでも稼げるし、メリット・デメリットがそれぞれあります。
いろいろやってみて、自分に合った方を選ぶしかないということです。
板情報を活用した短期売買 [一般知識]
デイトレードなどの短期売買に欠かせないのが「板情報」です。今は個人投資家でも「フル板情報」を見ることが可能になり、この情報を活かせるかどうかが、間違いなくパフォーマンスを左右します。
ところで、板情報について体系的に学んだことのある個人投資家は、ほとんどいないのではないでしょうか。断片的な知識をもとに、自己流で使っている人が多いと思います。
板情報の基礎から活用方法まで、丁寧に解説してある書籍や教材があったら良いのに・・・、と思っていたら株式投資のジャンルでありました。
元プロのディーラーである山本伸一氏の解説です。板情報の使い方を徹底的に身につけたい人や、株の短期売買の成績をアップさせたい人は注目の教材です。
「少数派」対「多数派」 [一般知識]
投資における売買は、立場や見方が正反対の人がいるからこそ成り立ちます。自分が売りたいと思っている瞬間に、買いたいと思う人がいなければ売れないからです。これを、「相場の本質は“対立”である」と表現している方がいました。
ところで、相場で長期的に勝ち続けるためには「少数派」として行動することが必要です。相場で勝ち残れるの人が圧倒的に少数であることからも、これは明らかです。
そうばでは、「少数派」対「多数派」という構図になることがよくあります。例えば上昇トレンドの真っただ中にいる場合、上昇トレンドに乗っかろうとするのが多数派です。トレンドによって短期的には儲かるかもしれないですが、どこかで「少数派」に移らないと長期的には勝てません。ある日突然訪れる暴落に巻き込まれて大損したりするのです。
「少数派」として行動するには、周り投資家の真似をしていては駄目ですね。みんながやっているからと真似をすれば、いつまでも「多数派」だからです。やはり、自分だけの投資法を確立することが絶対に必要です。
プロに相乗りする投資法 [一般知識]
プロトレーダーに“相乗り”する投資法があります。
プロトレーダーの売買情報をリアルタイムに配信してもらい、それと同じように売買するわけです。
これを人手で行うとタイムラグが大きくなるし不正確なので、自動で証券会社への注文まで行うようにします。
こうなると、FXに投資するとかいうよりも、そのプロトレーダーに投資するような感じですね。
自分の裁量では勝てないとか、何らかの理由でEAによる自動売買がイヤな人には、1つの選択肢になるかもしれません。
複利運用できる投資手法とは [一般知識]
投資で大きな資産を作るためには、どうしても複利の力を利用せざるを得ないでしょう。ところが、複利運用は“諸刃の剣”という面があって、不用意に行うと大きく損することもあるのです。
つまり、一般的にはハイリスク・ハイリターンの運用方法なんですね。
銀行預金の複利運用しか経験無い人には“ピンと来ない”かもしれません。銀行預金は、損する事はまず無いだろうと皆思って預けていますから。
でも、ここにヒントがあります。あまり、損をしない投資手法なら同じ感覚で複利運用できるんですね。要するに、運用成績の安定した投資手法です。
大きく損が拡大する事のない方法、システムトレードの言葉で言えばドローダウンの小さな方法なら良いわけです。あくまで個人的な感覚ですが、最大ドローダウンが数%なら良いのではないかと思います。
トレーリングストップ的な資金管理 [一般知識]
トレードで、含み益の増加とともに損切りラインを切り上げていく「トレーリングストップ」という手法がありますよね。それと同様な考え方を資金管理に取り入れることで、安全な資産運用を行うことができます。
例えば、資金が3倍に増えるまでは単利運用を行います。この時、利益は元の資金の2倍ありますね。ここからは、総利益の50%を上限として複利運用を行います。
これなら、投入資金の全額が吹っ飛んでも、それ以前に稼いだ利益の半分は残ります。そもそも、長期的に優位性があると思われる戦略でトレードをしているはずなので、投入資金の全額が吹っ飛ぶなどということはまず起こらないでしょう。
上記の例はかなり安全を見込んだやり方です。そのために、資金が増える速度を犠牲にしています。
しかし、それ以上のメリットがあるのです。仮に100年に1度の突発的事態が発生しても破産する事はありません。なぜなら、利益部分の半額しか投入していないからです。
安全性と資金効率のバランスについては、各個人の考え方や好みに応じて調節すればよいと思いますが、投入資金の全額が吹っ飛んでも致命的なことにはならない手法は重要でしょう。
ナンピンについて [一般知識]
「ナンピン=悪」とか思い込んでいる人にとっては「???」かもしれません。
ナンピンは場当たり的に行うと身の破滅を招きます。しかし、初めから投資資金を分割しておいて計画的に実行するぶんには、非常に有効な方法なのです。
あくまでも、効果が得られることが検証されているルールどおりに実行することが大事です。
例えば、バックテストで、3回までのナンピンで対処できなかった事が無い、などのようにわかっているのであれば、3回までナンピンし、万一それでだめならロスカットするようなルールにすればよいわけです。
そして、ロスカットすることになっても十分に耐えられるように資金量を調節します。
このような計画的なナンピンは有効ですので、頭から毛嫌いする必要はありません。