- | 次の10件

ナンピンについて [一般知識]

市販されている自動売買ソフトやトレードシステムの販売ページを見ていると、「ナンピン」のロジックを組み込んであるシステムが相当数あります。

「ナンピン=悪」とか思い込んでいる人にとっては「???」かもしれません。

ナンピンは場当たり的に行うと身の破滅を招きます。しかし、初めから投資資金を分割しておいて計画的に実行するぶんには、非常に有効な方法なのです。

あくまでも、効果が得られることが検証されているルールどおりに実行することが大事です。

例えば、バックテストで、3回までのナンピンで対処できなかった事が無い、などのようにわかっているのであれば、3回までナンピンし、万一それでだめならロスカットするようなルールにすればよいわけです。

そして、ロスカットすることになっても十分に耐えられるように資金量を調節します。

このような計画的なナンピンは有効ですので、頭から毛嫌いする必要はありません。



共通テーマ:マネー

日経225オプション取引 [オプション]

FXでも株でも日経225先物でも、価格が上がるか下がるかに勝負を賭けます。投資種目が変ってもそのことは共通しています。


ところが、日経225オプション取引は全く様子が異なり、様々な戦略を作ることができます。 例えば、一定期日に一定幅以上価格が変化すれば、それが上がっても下がっても利益になる戦略や、逆に、一定幅以内なら利益になる戦略、もっと複雑な戦略などもあります。


景気指数の発表など、何か重要なイベントが予定されている場合、日経平均が大きく動く事を予想してオプションの売買を行ったりします。一般の投資種目では、方向が外れると損するだけですが、オプション取引(の戦略次第)では、方向はどちらでもよいのです。


当面、価格が大きく動きそうにない場合には、一定幅以内なら利益になる戦略を取れば良いですね。動く方向を気にせずに利益を狙えます。




共通テーマ:マネー

ドローダウンと再最適化 [システムトレード]


システムトレードで単一の売買ロジックに従っている限り、ある程度のドローダウンは避けられません。一般的には、ドローダウンが10%に収まっているなら上等とせざるを得ません。


ドローダウンに対処するには、


① 複数の売買ロジックを並行運用する
② 複数の売買ロジックを入れ替えながら運用する
③ 売買ロジックを適宜、再最適化する


つまり、いずれも基本的な考えは同じで、単一の売買ロジックに多くは期待しないということです。


③は相場に合わせて売買ロジックのパラメーターをチューニングし直すということで、最近は市販のシステムでもそのような機能を備えたものが見受けられます。


理屈上はドローダウンの減少が期待されますが、残念ながら、具体的な改善効果のデータを見たことがありません。




共通テーマ:マネー

自動売買ソフト [システムトレード]



現在、FXや日経225先物を中心にして個人投資家向けの自動売買ソフトが多数販売されています。例えば、FXEZ-2FXジャパンドリームなどがその例です。


そういった、自動売買ソフトを購入して運用すれば直ちに儲かるとは限りませんが、割り切って使えば、有力な戦力になります。その際に、少なくとも次の3つの条件が必要でしょう。


① 長期的に機能する売買システムであること
② 本番運用に入る前にテスト運用を行うこと
③ 1つの自動売買ソフトに過大な期待をしないこと


自動売買ソフトに好調・不調の波があることはやむをえません。しかし、運用開始後ずっと機能しない売買システムでは困ります。長期的に機能するシステムであるかどうかを、購入前に100%確認することはできませんが、ある程度は推測する事ができます。


自動売買ソフトが不調の時期に入ったら、運用を一旦ストップし回復を待ちます。(具体的な方法は別にして)回復したと判断されたら運用を再開します。


感覚としては、野球やサッカーの監督みたいなことを行うわけです。もちろん、「選手」は 自動売買ソフトです。自動売買ソフトが1つしかなければただ休ませるだけですが、複数あるなら調子の良いものに入れ替えながら運用を行うのが有効です。




共通テーマ:マネー

システムトレードで成功すために [システムトレード]



最近は、個人投資家でもシステムトレードを実践する人が増えてきました。プログラミングのスキルを持った人が、自分でバックテストを行って売買システムを構築するケースも珍しくなくなりました。


また、システムトレードの売買ルールのマニュアルや自動売買システムが数多く市販されているので、自分で売買システムを構築できない人でも、その気になれば、システムトレードを行うことは簡単にできます。


しかし、システムトレードを行ったからといって楽に儲かるわけではありません。システムトレードで勝ち続けるためには、少なくとも次の2つが必要でしょう。


● その売買ルールが本当に優秀であること
● ドローダウン時に適切に行動できること


最初の条件はよいとして、2番目の条件は少し説明が必要です。


どんなに優れた成績を上げている売買ルールでも、調子の良い時と悪い時があります。調子の悪い時は、当然、ドローダウンに見舞われるわけですが、どこまでドローダウンが拡大したらそのルールによる売買を一時停止するか、事前に決めておかなければなりません。


そうです。売買ルールの「一時停止条件」が必要なのです。


不運にも、「一時停止条件」が満たされてしまったら、速やかに売買をストップして様子を見なければなりません。逆に、「一時停止条件」に触れない限り、慌てて売買をストップしてはいけません。


システムトレードといえども、ストレスと無縁ではありません。むしろ、ドローダウンが拡大している状況では、裁量トレードよりもストレスが強いかもしれません。その点をよく認識してからシステムトレードを始めた方がよいと思います。







共通テーマ:マネー
- | 次の10件

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。